海となかまと音楽と、、、そして、知的パラダイムシフトのために・・・


by i-coast

<   2006年 10月 ( 5 )   > この月の画像一覧

星屑は星屑を目指す

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にわかに信じがたい話だが、我々の体は 星屑から出来ている。


ビッグバンによって宇宙中に発散したエネルギーと物質が
長い時間をかけて収束と爆発を繰り返し、その中の局部銀河団
銀河系、オリオン腕、銀河系中心から遠く離れたその付近に
太陽系とその付近星達が銀河系の中心の回転につられ回転しながら
移動している。

左のような星系の原型が塵の中から出現し、円盤状のような渦巻きを
つくりながら、どんどん中心に収束していく。

そして、太陽のような恒星と、これを中心に周回軌道をまわる惑星・衛星が
誕生する。

そして、いまやSETI(地球外文明)探索の前提ともなっている
「地球型惑星」の条件

     太陽のような恒星から一定の距離があり

     岩石型惑星であり

太陽系では、この条件に合致するものは地球、金星、火星、地球の月が該当する。

     表面から水が逃げない一定の重力(大きさ)や水の循環システムがあり

     適度な気温、気圧

ここまで来ると、地球だけになってしまうようである。

 
<写真:宇宙を見つめる大きな”目”の星雲>
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しかし、金星は太陽に近いこと、そして、噴火した火山から硫黄が変化した硫酸の雲が金星全体を覆い、硫酸の雨・・・・・・、そして、雲と太陽熱による温室効果で 地表の温度は摂氏100度、気圧は100気圧。 まさに地獄の世界である。 ここには生物は生まれることもなかったのではないか。

そして、我々は宵の明星、明けの明星、英語ではヴィーナスとして、親しむ ひときわ明るいこの星の光は、そんな地獄を作りだしている 硫酸の雲が太陽の光を反射しているのだ。


そして、火星。
ご存知の通り、地球と似た大きさの星で、南極には永久に溶けることのない極冠といわれる氷がある。 1976年にヴァイキング1号初の着陸がなされた後、近年のMarth Pathfinderに至るまで、まだ生物の痕跡は見つかっていない。 ヴァイキング1号からの初の地上写真の右端の岩石に"2BG"らしき文字が映っていたと、話題になり、NASAは断じて文字ではない、、、と否定していたことが思い出される。 サトウサンペイ氏の フジ三太郎でも きっと火星人が ツーボインガール(2BG)にあこがれて書いたんではないか、、などというネタもあった。
当時、米ソは宇宙開発にしのぎを削っており、秘密裏に月面基地や火星基地などを開発しつつあったので実は先に実踏した宇宙飛行士がいて目印に書いたのではないか・・・などの憶測も呼んだ。  最近では、観測機から落ちたらしい部品が ウサギのように映っているなどという写真も公開されている。
また、火星から飛んできたという隕石も地球上で見つかっている。
火星からどのような経緯で岩石が宇宙空間に放り出されたのだろうか。

<写真:ハッブル望遠鏡からのネコ目星雲>
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そして、地球の月。

この星はもともと地球と双子だったのではないか、または、地球に大きな隕石が衝突し、その衝撃で地球の一部が飛び出し、これが地球を周回軌道に乗ってできたのではないか...
それほど、地質的に似ている星である。
かつては海があったのかもしれない。しかし、その重力から水分はきえてなくなり、クレーターと渓谷だけが残っている。

余談だが、地球には第2の月があるという人がおり、実際に現在の月をおいかけるようにして塵の集団が見つかっているというのである。
詳しくは、こちらを。
http://www.cgh.ed.jp/TNPJP/nineplanets/hypo.html#moon2

<写真:宇宙に咲いた花、エスキモー星雲>
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1970年代には、当時話題となった 冨田勲氏の 「惑星」を応援歌に、アポロ、ソユーズ、マリナー、ヴァイキング、ボイジャー、パイオニアと多数の探査機が惑星へと旅立ち、80年代にはリユース可能なスペースシャトルも打ち上げられ、二度のいたましい事故を経験しながら現在も継続されている。

そして、天文台からの天体写真から、電波望遠鏡、そして地球の大気圏外を周回するハッブル宇宙望遠鏡が90年代に登場している。

宇宙では遠い物体ほど速いスピードで遠ざかっている、つまり、宇宙は膨張している、という法則を発見したエドウイン・ハッブルの名をとったこの望遠鏡は打ち上げ当初はピンボケに悩まされ、ボケていながらもわかる程度に驚くべき星雲その他の天体の画像を捕らえていたが、数度のスペースシャトルミッションのチャレンジでそのピンボケは無事に修復された。
そして驚くべき写真の数々を送ってきたのである。



<写真:ワシ星雲の暗い部分を拡大すると・・・てっぺんの小突起は太陽系の卵とされている>
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地球外の星はほぼ 点にしかみえず、星雲や新星の形も大まかにしかわからなかったが、このハッブル望遠鏡の登場で芸術作品か、プランクトンか、美しいクラゲか、、、そんな星や星雲、銀河の数々が映し出されたのである。

とある銀河では円盤の中央の暗い部分に、最大級、半径2光年のブラックホールの形状を映し出し、ワシ星雲の暗い一部分を拡大すると、まるで入道雲のようなガス雲のてっぺんにある小突起が惑星系を生みつつある姿、 ハッブルディープフィールドという、120億光年、つまり宇宙が誕生して10億年も立っていない頃の原始銀河たちをはるか遠くに見ることもできるようになった。

そして、半世紀以上前にアインシュタインが予言した「重力レンズ」も確認され、宇宙の泡構造とも言われる、細胞膜を形成するように続く大銀河群と、グレートヴォイドと細胞の内側の空洞のように呼ばれる何も見えない空間の仮説の検証も進んだ。


また、この望遠鏡の驚くべきもうひとつの機能は、電波や赤方偏移など多くのツールを駆使して写真に収められた画像にある星や物体につき、それぞれ位置関係を立体座標で記録できることである。 つまり、地球からもっとも遠くにある立体デジカメなのだ。

このデータがあれば、大げさにはPC上でも簡単にあらたに大天体立体画像が再現されるというのだ。

<写真:車輪銀河。 銀河と銀河が相互に通り抜けて数万年経過した図>
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そして、銀河ですらも宇宙を動き回り、こうして銀河同士の衝突を起こしている風景もそのまま事実としてハッブル望遠鏡は我々に何のためらいもなく送りつけてくるのである。


しかし、こんな万能な望遠鏡をもっても、太陽系外の惑星そのものは観測されていない。

それはあまりに小さすぎるからである。

しかし、現在では、太陽系外恒星のかすかなふらつきや、惑星が恒星の前を横切るかすかな光の変化から推測を重ね、100以上の惑星の存在が確認されている。

しかし、地球のような大きさや位置にある惑星はまだ確認されていない。




数年前、地上では、ハワイ島マウナケア山頂に世界最大のすばる望遠鏡を設置され、天候さえ良好であればハッブルを上回る解像性能を発揮することも可能である。
この望遠鏡から、一時第10の惑星とされたQuaoar, Sednaなどの位置も導き出されているのだ。

こんな風潮の中、ブッシュ大統領はハッブルへの延命措置ともいえる、修復ミッションは今後送らないとも言明している。

写真:Hubble Space Telescope : Hubblesite.org
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by i-coast | 2006-10-25 00:21 | nature

上海その1

昨秋、上海を訪れた。

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従前中国旅行というと、年配の方の囲碁、気功交流団など、
ゆるゆる旅行、歴史探訪的な旅行ばかりであった。

香港から416列車で 蘇州、杭州まで向かう。 国境では団体は一列に並ばされ
名単という団体名簿とパスポートとビザ、そして割り込まれないように
精一杯列の結束を硬くする、なんていう国境超えをするようお客さんには案内していた。

友好団も平和・友好、未来志向、日本円のバラマキ的な旅行が多かった。

今は、、、、この状況。

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私が旅行代理店に勤務していた頃の上司が上海支店に勤務し、
街は近代化しつつあるが、夕方の車の渋滞はうんざりだ・・・・
とは聞いていたが。

しかし、従前同様、共産党員がOKしないと会社も政府も意思決定できないのは
今でも同じだ。

南京町、ワイタン、これ以上資本主義化した世界がどこにあるだろう、
と思わせられる。

首都高速のような道路があたりに張り巡らされ、高層ビルや商業ビル、
ホテル以上に派手なネオン付高層マンションがゾーニング関係なく
林立している。

江南区に整然とした副都心が出現する前のソウルの中心街にも似ている。

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それは、カナダとは思えないトロントの中華街、サンフランシスコのチャイナタウン
以上の勢いがあるものだ。

裏通りに軒を連ねるのは飲食店が多く、10メートル道路で歩道があっても
歩道は食材置き場、ちょっとしたテーブル.....下町なのである。

また、以前はミネラルウオーターを買うと、下に異物が沈んでいると
有名であったが、食品の衛生検定が導入され、検査済み症があるものは
現在は異物などない。

また、乾燥した上海、水道水も街中ではない。
そこで、現地の人では出歩くのにペットボトル飲料が人気である。

1つはコカコーラ現法が出しているミネラルウオーター。
あとの人気の2つはなんと日の丸ブランドだ。

   キリンの「上海冷茶」
    (ジャスミンと鉄観音のほどよいブレンドと
    美味な香りが人気であったが、錦江飯店とのライセンスが切れたのか、
    現在日本では入手できなくなった。残念)

   そして

   サントリーのウーロン茶 

   である。

   CMで 中国人姉妹が愛飲しているシーン。 
   これだけ人気だと、あれはやらせではなさそうだ。

中国ではお茶を冷やして飲む習慣がなく、世界にさきがけ
ペットボトルのお茶を開発した日本企業が、その技術をもって
発祥地に乗り込んでいた


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そしてこんなものも・・・・・
もちろん、不二家ではない。

まだ舞浜駅が出来る前に 東西線浦安駅から
東京ディズニーランド行きバス乗り場に向かう途中
綿菓子やや焼きそばなんかの屋台にまじって
売られていた 「ミッキーまんじゅう」を思い起こさせる。


夢の上海紀行はまだまだ続く。。。いつか続編を書きます。(撮影:筆者)
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by i-coast | 2006-10-24 21:50 | town
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Santana "Stay" from the album "Marathon(1979)"

またまたFMの話で恐縮だが、
70年代後半から80年代前半、FM東京の土曜の深夜には
Sony Big Specialという番組があった。
DJ本田俊夫氏、その後高山栄氏....

この番組のスゴいところはアーチストのアルバムをとりあえず全曲かけてしまう
ところであった。

自分が聴き出した頃では、60年代のRolling Stonesを全曲、
Andre Previn全集、Frank Sinatra全集、Billy Joel 全曲、
Led Zeppelin全曲、Pink FloydはThe Wallに至るまでの全曲
Eagles全曲、 Doobie Brothers はOne Step Closerまで全曲..
4ヶ月を費やした After Beatles特集。 
デビューから当時最新のDesciplineまでのKing Crimson全曲特集、、
2ヶ月にわたるMiles Davisはデビューから
当時の最新The Man with the hornまで全曲、、、
驚くべき企画であった。

毎週2時間のプログラムであったので、部活をやっていた身としては
夜半12時半に一旦おき、120分テープをセットし、途中でひっくり返して
また寝るという、睡眠不足な週末であった。

こうした、ショック療法的なアーチスト単位の全曲チェックという音楽の
聴き方は、今の自分にも大きな影響を残した。


そして、、、1979年の秋にはMarathon発売を特集し、デビューからMarathon
までのSANTANA全曲特集が組まれた。

Kiss, Rolling Stones, Lez Zeppelin, Toto, Cheap Trick, Styx...

そんな英米ロックがマーケットを席巻している中、Sananaは中学生の自分に
とって、かなり異色であった。


しかし、この特集を聞き、まずAORやToto的アレンジであったInner Secrets,
Marathonの世界に引き込まれていく。

しかし、10上であった兄は 「SantanaといえばBlack Magic Womanだよ...
Marathonの中では"Summer Lady"がそれらしいかな、、、他はロックだね。」と。

しかし、エアチェックを聞き込むほどにAmigos, Moonflower, Festivalの世界に
どんどん引き込まれていく。

当時のアメリカンロックよりもっと奥の深いアレンジ、グルーヴ,アンサンブルに
Hammond B3, Fender Rhodes, Arp Solonaがおりなす世界。

そして、それが、その後手にするWelcomeを通したブラジル音楽への憧憬に
変わっていくことになる。


そして、問題作Marathon。

MoonflowerでのTom Coster脱退後のSantanaはメンバーからの
収益性への要請もあり、Chris RhyneとChris Solbergを迎えて
ディスコナンバーであるOne Chainと、これに相対するスムースなStormy等を
含むInner Secretsをリリース。ポップ路線を進み、その一方でOneness
というソロアルバムで、ポップ路線とは一線を画しCarlos のコンセプチュアルワークを続ける。

そして、その翌年にさらにアメリカンポップロックバンド度を高めた
Marathonをリリースした。そして、79年の9月には, "Maybe I'm a Fool"を
ヒットさせた、元警察官ロッカー Eddie Moneyとのジョイント来日を果たす。

この様子はFMでライブ放送され、また、Live in Australiaでその一部が
DVD化された。

Eddie Moneyジョイント演奏したShake your money makerでも
そのポップ度を高めていたが、一方でAqua Marineといった、シンセと
コーラスギターをからめたアンビエント感のある曲、80年初頭から久々にチャートで
20位まで上り詰めた"You know that I love you"といったわかりやすい
ポップナンバー


そして、B面の5曲目に来る魅惑の "Stay"である。

米国人のバンド仲間に言わせるとこれは"Love Boat"のパクりだという。

しかし、ジャズピアニストAlan Pasqua(最近彼はLee Ritenourバンドで
来日している)を、迎え、フィラデルフィア的、エレガント、ダンサブル、メロディアスな
一曲に仕上げている。 あのCarlosの曲とは思えない、割り切り方である。
まるで、その後のShakatakのようなスムース/ダンサブルフュージョンの
登場を予感させた。

高校時代のクラスの連中やバンド仲間もこの曲を聞かせて皆がマイブームと
呼ぶような曲になり、早速ホーンアレンジを入れて文化祭で演奏してみた。

しかし、当時こんなベースラインやグルーヴ感がリズム隊で出るわけでもなく
自分がこんなピアノソロを弾くこともなく(今はなんとかこの延長でも弾ける・・かな)
平凡な曲で終わってしまった。

それ以降Sananaはこんな志向/アレンジの曲はレコーディングしていない。


自分にとっては至宝の一曲なのである。
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by i-coast | 2006-10-22 23:49 | music

至福のアルバムその1

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Manhattan Transfer
"Coming Out(1974)" / "Extensions(1980)"


高校に入った頃、Manhattan Transferが
Extensionsというアルバムの
プロモーションツアーで来日した。

FMのライブ番組を聴いてみたが、ほろ苦い大人の世界。
その頃フュージョン全盛で、名盤が多数出ていた中、
少しほろ苦すぎるライブであった。

「大学生になったらきっと理解できる」

そう思った。

しかし、翌年、FM東京の深夜番組でアルバム数枚が毎日かかる
特集があり、デビューから当時の最新作Mecca for Moderns
まで名曲を聴くことができた。

"Extensions"というアルバムでは
 AORの申し子、David Foster/ Jay Graydonのユニット
Airplayの作品"Nothing You Can Do About It"

 当時新進気鋭のフュージョンバンドであったSpyro Gyraの
 デビュー作から"Shaker Song"は流れるようなRichie Coleの
 サックスソロをフューチャーした名演であった。

この2曲は濃密な夜の東京の梅雨空を、息苦しいまでに
駆り立てる名曲であった。


そして、、、もう1枚。 さかのぼって1975年のセカンドアルバム
"Coming Out"、マントラの世界の華麗なる開花である。

Scotch & Sodaで魅せたFender Rhodesとアコギの見事な調和。
ラテンスタンダード "Ponciana"で魅せた美しいコーラスライン。
Michael Franksデビューアルバムから"Popsicle Toes"での
 まるでまどろむような 10月の昼下がりのような サビのコーラス
そして、 Todd RundgrenのSomething Anythingから
 大人のアレンジ..................
"It Wouldn't Have Made Any Difference "
まさに至福の瞬間であった。

「大学生になったら理解できるかも...」

そう思ったマントラの世界に、高校生活の折り返し地点ですでに虜になっていた。

そして、翌年、"Down South Camp Meetin' "で某洋酒CMで
一気に日本のTVでもブレークしたのである。

その後来日公演Etcはまたの機会に。
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by i-coast | 2006-10-22 23:01 | music

おそばせながら......


はじめました。

写真とかその他もろもろ少しずつ発信しようかな・・・・

MI○Iだとなんだか、マイ○○に遠慮もあるし、切るに切れないアカウント、

関心もてない記事、見に来るだけのマイ○○、???のコメントなんかも・・

ついには、人格とともにアカウントも使い分ける人出てきて、建前の世界もなんだか・・・

exblogだと写真も整然と載せられる・・・・かな(でも縮小すると荒れてますね)


欲張っていくつもカテゴリつくりましたが、よかったらコメントしていってください。

(写真は自宅から見た東京湾ごしの都心です)

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by i-coast | 2006-10-22 17:14 | photo