海となかまと音楽と、、、そして、知的パラダイムシフトのために・・・


by i-coast
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「あーあ、終わっちゃったみたい」

バレンタインデーを前にして、違う高校に進んだ中学時代のクラスメート女子のMにこぼしていた。

「どうしたのよ、突然? 去年秋の文化祭の時は紹介してくれて仲良さそうだっただったじゃない」

高校1年の2月。

「じゃあ、気晴らしに、皆でどっか行こっか?」
「え?」

中学時代の男友達3人とは、高校に入っても変わらぬ付き合いだった。
そして、たまに、中学で同じ仲間だったMたちとも学校が早く終わるとお茶をしていたのだ。

バレンタインを過ぎた日曜日、男子4名と、Mがつれてきた同じ高校の女性2名とで鎌倉にいた。

「天気いいよね~」
「そうだね。春は近いね。」

鎌倉は、おそらく初めてだった。
なんとなく、John Lennonの暖かい歌声が合う光景だった。
鶴ケ岡八幡宮以外はどこで集合して、どこに行ったか覚えていない。
帰りの電車では足がくたくたになって、家に帰って横になっても棒のようだったことを覚えている。

昔の仲間のMが気をきかせれくれた1日。 

駅前で別れた男子4名で、今度は今日の3人
を呼んでホームパーティーをやろう、と
話し合った。 シュークリームづくりが上手なコウの母上が振舞ってくれるという。

「今日気くれた二人は、個別に誘った方がいいのかな??」
「でも、サイン帳に 『W』と『T』しかかいてない。
じゃあ、呼びにくいな。Mに頼むか。」

・・・・・・・・・・・・

少し遅くなった夕暮れ。 少しだけ湿った夜風が少しだけ春に近い夜を感じた。

John Lennon "Oh My Love"


Lee Ritenour & Eric Tagg "Is it you?"


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# by i-coast | 2011-02-15 02:35 | people

Azul

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関東でも雪の降った3連休の最終日、東京湾はとてつもない、青い空の朝だった。
それは、千葉のベイエリアから都内西部までつづく、青い空のもとの移動。

前夜の賑やかなスタジオ演奏から一転、午睡のようなピアノとこんな日の空のような歌声をイメージした音楽。

街は、コートなしでも歩ける午後だった。

Bebel Gilberto "Azul"


春はもうすぐ。

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# by i-coast | 2011-02-13 21:55 | town

冬至

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中学1年の冬は部活で毎日が遅かった。
団地に囲まれたテニスコートは暗くなるのが早い。

その後は学校の敷地10周、7キロの毎日だった。

歳の離れた兄は冬になるとLPを沢山友人から借りてきた。

その年はなぜかhi-fi-set。

前年は石川セリだった。大学も4年になると大人な音楽を聴くんだな、と思った。

自分は友人から借りたRingo Starrのテープとあわせ、兄の借りてきたLPを
遅くまで聴きながら冬休みを迎えた。




Ringo Starr & Steve Gadd "It's no secret" 




Hi-fi-set "スカイレストラン"

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# by i-coast | 2010-12-23 19:05 | town

聖橋

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11月3日。

その年、新婚の兄夫婦と待ち合わせた。
御茶ノ水駅、聖橋口。

兄が家から出て、さびしい秋になると思っていた。

自分と聖橋口に一緒に出たのは、シノブだった。

兄は、ティールームや、珈琲店などに連れて行ってくれた。

木枯らしが吹くような季節。

ラジオでは新曲、John LennonのStarging Overが流れていた。

その日はどこに行ったのか他は覚えていない。

その日レコードショップで買った
Santanaの Borbolettaを家で聴いた。

眩しい午後だった。 

そして、今は聖橋口は毎日の下車ルートだ。

Santana "One with the Sun"



John Lennon "Starting Over"

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# by i-coast | 2010-11-05 00:49 | town

November

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暑くて、寒い10月もあっとういう間。

Eggman, (雨天中止の)横濱ジャズプロムナード、Espeto Brasil, 日大学園祭・・・

仕事では連日の役員会資料や専門委員会の議事・・・・


10月に紹介したい曲がほとんど手つかずのまま・・・・

ということで11月。

1981年 Miles Davis5年ぶりの復活作。
Rock、Fusionが混交するThe Man With the Horn。

その後のフュージョン、ファンクを予感させる一曲。

Miles Davis "Shout"

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# by i-coast | 2010-11-01 18:54 | music

寒空・・・

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1994年10月15日 日曜日のうすら寒い夕方。

じっくり仕事がしたかった。
あらたな職探しの中途、ベース弾きの相方と伊勢丹の地下にあったVirgin Megastoreで待ち合わせた。

Clementineの新譜。93年の夏のLong Courierから聴きはじめた。Isabelle Antenaのアレンジが単調になった時期だ。

プロデュース Jean-Paul "Bluey"(Incognito)/ Eumir Deodato

Clementineの新作がDeodato久々のアレンジと曲提供。 George Winstonの"Forest"と併せて買った。

二人で歌舞伎町の魚や一丁へ。  ひさしぶりに酔った。

帰宅しても、10月中旬の寒空、窓を開放してClementineを聴きながら寝入ってしまった。

晴れたパリの空より、群青とグレーのどんよりとした空が似合う、そんなアレンジ。
その5年後、小野リサのアルバムPretty WorldをプロデュースでもDeodatoが同じ曲をアレンジした。

曇った10月の日曜の夜に聴き比べたい。


Clementime "Un Homme Et Une Femme"


Lisa Ono"Un Homme Et Une Femme"

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# by i-coast | 2010-10-18 01:16 | music

Beatlegirls

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Beatlesの「レア」ビデオ試写会だった赤青リリースパーティーでふと気がづいた。

最後に流れた"Something"にはメンバーが当時のフィアンセや嫁さんと登場している。


たまにはそんな話題も。

SomethingはGeorgeがこのビデオにも登場する、渋谷系コギャルのような風貌のモデル Pattie Boydにささげた曲だ。
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GeorgeはA Hard Days' Night共演ののち、猛烈なアタックで結婚。ビートルズ解散後、Pattieとは離婚するが、その後PattieはEric Claptonと結婚する。
Derek & Dominosの代表曲"Layla"がPattyに捧げられたのは有名な話だ。親友のGeorgeにPattieを連れて行ってしまった気持ちを歌った。c0098213_21492864.jpg
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イタリア人女優との婚外子ができたことがきっかけでEricはPattiと離婚。その婚外子のひとりConnorの不慮の事故死。EricはTears In Heavenを作る。そして、親友Georgeに慰められ、そして誘われ、東京公演で共演を果たす。

Pattieは今は独身で、写真やデザインなども手掛けている。

Eric Clapton"Layla"



Somethingのビデオで次に目立っていたのはアイシャドーの印象的なMaureen Cox。
RingoとはBeatles後期に結婚。3児をもうけている。
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Ringoとは解散後に離婚。再婚しているが、1994年に白血病で、当時の夫とRingoに看取られながら他界している。
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Ringo StarrがMaureenに捧げた曲は知られていない。

1997年になってPaul McCartneyがFleming Pieの中でLittle Willowを亡き彼女に捧げている。
Paul McCartney "Little Willow"




言わずと知れた、Linda McCartney.

「PaulのJane Asherと言われるのが嫌です」
こう言って去って行った、フィアンセの女優Jane Asher。
Paul がAll my loving, Here there and everywhere等をささげたといわれている。
Beatles "Here, there and Everywhere" (to Jane Asher)


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そして、写真家であり、Eastman Kodak社を経営していたLee Eastmanの令嬢ではともうわさされたRolling Stones等の撮影を手掛けるLindaと知り合って、Paulは言わずと知れたWingsからWings活動停止後のLindaと音楽制作をつづけた。
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PaulはRed Rose Speedwayの中で、名曲My LoveをLindaに捧げている。
Paul McCartney & Wings "My Love"


Lindaは1998年、乳癌で死去。翌々年には大きな追悼イベントが催され、2002年のPaulの来日でもJohnにはHere, Todayを、GeorgeにはウクレレでSomethingを、LindaにはMy Loveを歌っている。
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そして生誕70年を迎えたJohn Lennon。

モデルをしていた恋多き女、Cynthia Powellと結婚し、Julianをもうけ、JuliaをWhite Albumの中で捧げていた。

John Lennon "Jealous Guy" (to Cynthia Powell)



その後、Johnはサイケデリックアート、前衛芸術に入り込む。
ロンドンで前衛芸術の個展を開いていた小野洋子と偶然出会い、結婚する。
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昨月、John Lennonの射殺犯で不定期刑に服役しているMark Chapmanの何度目かの仮釈放の要請が却下された。

洋子と支持団体の必死の嘆願であった。

軽井沢や鎌倉には二人がよく訪れたベーカリーがある。

現在100万を超すTwitter フォロワーのいる洋子。
フォローしてJohnへの思いを込めたメッセージを送ると、フォロー返しとともに謝礼のメールをくれる。

洋子は現役の Beatlegirlなのだ。
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John Lennon "Love"

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# by i-coast | 2010-10-16 22:21 | music

赤坂で赤青

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10年ほど前の新聞にこんな見出しがあった。
  「再発ビートルズ。 ついつい買っちゃうオヤジ」

Beatlesはオリジナル版ののち、1978年にはオリジナルモノーラル盤が、そして1987年には日本に先駆けアメリカでCD化されSan Diegoでゲット。1995年には「新曲」Free As a Birdがリリースされ コンピオレーションBeatles "1”をリリース。そして2009年、全曲リマスタリング (ステレオ盤、モノーラル盤)発売。
赤坂SACASでは全曲をかけるという太っ腹リリパが行われた。

そしてやって来た! 2010年は赤盤、青盤のリマスターである。2010年10月18日。

そして、赤坂サカスで再びJWaveがApple Corps社長 Jeff Jones氏を迎えて行った赤青リリパ。サッシャ氏がナビゲート。

前半のMery Hopkin, Bad Finger, James Taylorなどのビデオはかなり珍しいものであった。

Beatlesのビデオもレアということであったが、Youtubeですでに周知のものであった。

以下、14日のBeatles 上映ビデオを一気にYoutubeで紹介する。

I want to hold your hand


All my loving


I feel fine


Ticket to ride


Help!


Nowhere Man


Paperback Writer


Strawberry felds forever


A day in the life


Hello Goodbye


Penny Lane


Lady Madonna


All you need is Love



The Ballad of John and Yoko


Hey Jude


Get Back


Something

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# by i-coast | 2010-10-15 02:02 | music

新車でNight Cruisin'!!

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70年代末の、古くて新しいこんなグルーヴで走ってみよう!

Valerie Carter "City Lights" (1978)



Eumir Deodato "East Side Strut"(1980)


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# by i-coast | 2010-10-12 23:42 | music

Room335

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その晩、三鷹台にいた。
短大の横にある小さな楽器屋で楽器の引き取りだったのだ。

「そうだ、あいつを呼ぼう」

出がけに高井戸に住む大学時代の友人を呼びだした。

三鷹台の駅の前の少し歩いていると、大学生を談笑し 名刺交換をしている女性。
「あれ、何やってんの?」
「いや、早く着いちゃって、うろうろしていたら大学生のカップルが親切に町の案内をしてくれたんだよ」
あの子たち、こういう出会いも刺激なんて言っていたけど二人ともいい感じだわ」

何とも変わった再会。その手にはカーペットとパイプ椅子。

「うちは、ついに別居よ。都心の新居に道具を置きに行くので付き合ってくれる??」
「え、もう夜の11時だよ・・」

納車して500キロを走った車で赤坂に向かった。

15分あまりで着いた。
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Room 335
「へえー、ミュージシャンにとって 恐れ多いルームナンバーだね」
「え?何それ?」

家具ひとつ入っていない部屋で採寸をしていた友人。
窓を開けると、ミッドタウンの屋上が見える。
9月末にしては、温かい夜風。

バルコニーに出て、少しまどろんでいた。

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・・・・・大学時代、よくクラスメートのヒデと、友人のバイト仲間だったショーコと よく
その友人宅で 鍋パーティーで朝まで飲んでいた。
終電なくして、何度も世話になった。 親友とはいえ、男なのに世話になって悪かったな・・・

・・・・・
「今度残業とかで終電なくしたら、泊めてやってもいいよ。でも、部屋は完全に隣のここのクローゼットの横だからね」
遠くで声がした。

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支度は整ったようだ。 また、その友人の実家近くまで送る。

夜の甲州街道  並木のあたりで店に入る。
「まあ、あれこれ悩んだんだから、もうこれからは自由だよ。 なんかあったら相談してこい」
「あなた、別居するってことが、わかってるの? 大変なんだから・・・」

でも、以前よりずいぶんいい表情になった。

そして、1時を回り、並木の下で別れた。
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大学時代の9月、皆で泊まりに行った 彼女の家で、明け方かかった大ヒット作。
アルバム最後の、異色な ムードたっぷりの曲。 Rod Temperton作。Quincy Jones制作。

Michael Jackson "The Lady In My Life"

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# by i-coast | 2010-10-01 03:10 | town